2月8日、林泰義さんがご逝去されました。
林さんは、住宅遺産トラスト発足から今日まで理事として、私達を支えてくださいました。
都市計画家、まちづくりプランナーの林さんが運営委員として立ち上げられらたNPO玉川まちづくりハウスに、2008年に持ち込まれたピアニスト園田高弘の自邸「自由が丘の家」(吉村順三)の相談事が、住宅遺産トラストの発端でした。
林さんが早速「園田高弘邸の継承を活用を考える会」を作ろう!と、それから「園田高弘邸の音楽と建築の響き合う集い」と命名して、住宅を地域に開く音楽と建築のサロンを開催したのでした。
そのサロンから生まれたネットワークが今の住宅遺産トラストです。
林さん、本当にありがとうございました。
心よりの感謝を捧げます。
今日、林さんのご出立をご自宅のお庭から見送りました。
以下に、ご家族の方からのお知らせを転記いたします。
「かねてより、悠々自適に楽しい老後を満喫しておりました林泰義が12月8日夕刻、家族が見守る中、永眠いたしました。享年87歳でした。」
ご家族との和やかな夕餉のあと、そのまま椅子でスッと息を吸い込むように逝かれたそうです。最後の言葉は「マヨネーズとって」と。
ご長男が「ちょっと一足お先に次のステージへ、という感じ、そんな風に家族は思っている」という言葉が印象的でした。
このお庭で、もう林さんと会えないかと思うと、とてもとても寂しいですが、哀しい涙はない幸せなお見送りでした。
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