シリーズ第三回は「VILLA COUCOU」(吉阪隆正+U 研究室/ 1957 年竣工 )からお届けします。
1952 年にル・コルビュジエのアトリエから帰国した吉阪の代表作のひとつであり、色ガ ラスを嵌め込んだ小さな開口部、トップライト、メゾネット、コンクリート打ち放しの 表情は、吉阪隆正とル・コルビュジエの親密な繋がりを彷彿とさせます。
施主・近藤等さん(仏文学者、登山家) のご意向で、これまでほとんどの見学取材を受けてこられませんでしたが、 この度、ご遺族の皆様のご厚意により、今回に限りオンライン上で公開させていただくことになりました。
U 研究室出身の建築家であり吉阪隆正についての研究者である齊藤祐子さんの解説とと もに、伏見唯さん(
建築史家・編集者)のナビゲートでお楽しみください。
参加申込方法 (〆切:4 月 17 日) ※すでに満席となっております。
Zoom を利用したオンライントークとなり ます。下記へ、必要事項をご記載の上、お 申込みください。
https://forms.gle/86EXE9AnH1qjmJR78
★お申込み確認後に、参加用の URL をお送りいたします。当日 4 月 18 日の午後3時 (15:00)に、この URL よりミーティングルー ムへお入りください。(ミーティングルームは 10 分前よりオープンいたしております。)
問い合せ先: hhtonline.series@gmail.com 03-3721-1044
・ゲスト:齊藤祐子
建築家。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、U研究室入室。“大学セミナー・ハウス、国際セミナー館” 屋根の絵、農村公園などを担当する。1984年七月工房、1989年空間工房101を共同で設立。 1995年よりサイト一級建築士事務所代表。住居を原点に設計活動を続けている。作品に益子・塵庵、 グループホームあおぞら、東中野PAO、大学セミナーハウス・やまゆり、東チベット高原の小学校 建設の活動など。「ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス」実行委員。「アルキテクト」事務局として、 吉阪隆正の関連書籍の執筆、編集、展覧会の企画協力など多数。
・ナビゲーター:伏見唯(建築史家・編集者)
建築史家・編集者 1982 年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了後、新建築社、同大学大学院博士 後期課程を経て、2014 年伏見編集室設立。『TOTO 通信』などの編集制作を手掛ける。博士(工学)。 専門は 、日本建築史。おも な著書に、『日本の住宅遺産』(世界文化社)、『木砕之注文』(共編著、中 央公論美術出版)、『よくわかる日本建築の見方』(共著、JTB パブリッシング)『世界の名建築解剖図鑑』(監訳、エクスナレッジ)など
・主催:一般社団法人住宅遺産トラスト
・開催日:2021 年 4 月 18 日(日) ・時間:午後3時(15時)~午後4時(16時)
※30分程度延長することも予想されます。ご都合に応じ、 ご退出ください。
・会場:オンラインでの Zoom 開催
・参加費:無料 ・※定員100名として、満席になり次第締め切ります