ご案内:2/20-23 旧園田高弘邸 室内楽塾2020

旧園田高弘邸(東京・自由が丘)にて、今年で4年目となる「室内楽塾2020」(共催:一般社団法人ミュージックダイアローグ&住宅遺産トラスト)を開催いたします。ピアニスト園田高弘は、自らの演奏活動の傍ら、終生若い演奏家育成の為に心を尽くし、多くのピアニスト達がこの自由が丘の家から世界へ羽ばたいていきました。そうした遺志を継ぎ、園田が深い信頼を寄せていた大山平一郎氏を塾長として、演奏家を目指す若き音楽家たちが学びを深めていく室内楽塾を実施し、聴講も可能としております。今年は、チェリストの金子鈴太郎氏も講師にお迎えし、最終日には、講師と3日間の学びを終えた塾生たちとのファイナル・コンサートを予定しております。
本塾の聴講期間、登録有形文化財である吉村順三設計の「自由が丘の家」(1955年)も公開いたします。どうぞお越しください。


◎室内楽塾聴講&園田邸見学 2020年2月20日(木)~22日(土)

スケジュール:2/20 (10:00~18:30)、2/21(10:00~18:30)、2/22(11:00~19:00)

◎ファイナルコンサート 2月23日(日) 開演17:00
◎会場 旧園田高弘邸 

◎プログラム

・メンデルスゾーン「ピアノ四重奏曲 第2番 へ短調 作品2」

・ドヴォルザーク「ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81」

・ブラームス「弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18」

◎料金

・聴講および見学(2/20~2/22):一般1000円(1日)、2000円(3日間通し券)、学生および住宅遺産トラスト会員は無料。

・ファイナルコンサート(2/23):一般/学生/住宅遺産トラスト会員 共通 2000円。

◎お申込み先  https://pro.form-mailer.jp/lp/82022fc352611

※住宅遺産トラスト会員の方は、その旨を申込内メッセージにご記載ください。

※詳細は、以下のチラシよりご覧ください。

2020室内楽塾チラシ

謹賀新年2020子年 (冬期休暇:2020年1月5日まで)

旧年中は、大変お世話になりました。

新年にあたり皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

住宅遺産トラストは、お蔭様で、多くの皆様のお力添えをいただき、2013年の発足から、一軒ずつ手探りの継承を繋ぎ、今年は7年目を迎えます。益々多方面からのご相談をいただくと共に、多分野の方とのネットワークも拡がってまいりました。本ホームページでご紹介する住宅遺産の個別の活動に加え、昨年は、世界文化社より『日本の住宅遺産:名作を住み継ぐ』(著:伏見唯、写真:藤塚光政、監修:一般社団法人住宅遺産トラスト)が刊行されました。本書の出版を記念して、本年は展覧会を予定し、住宅遺産に住まわれる方々、ご支援くださる皆様が緩やかに交流できる場を提供できればとも考えております。

皆様のご支援に感謝しつつ、本年も貴重な住宅建築の継承と保全に精進してまいります。どうぞよろしくお願い致します

新刊『日本の住宅遺産 名作を住み継ぐ』著/伏見唯 写真/藤塚光政 監修/一般社団法人住宅遺産トラスト

この度『日本の住宅遺産 名作を住み継ぐ』(世界文化社)が出版されました。
・著=伏見唯 写真=藤塚光政 監修=一般社団法人住宅遺産トラスト     
・A5判 並製 224㌻定価:本体2,500円+税 9月5日発行    


2016年春より2年間(全26回)にわたり『家庭画報』で連載された 「住宅遺産 名作住宅の継承」 が単行本になりました。 住宅遺産トラスト発足のきっかけになった「旧園田高弘邸」にはじまる26件の名作住宅継承の物語です。藤塚光政氏の素晴らしい写真と、建築史的視座とともに住まい手への丁寧なインタビューをまとめられた伏見唯氏の力作です。住宅遺産トラストも企画段階から参加させていただきました。
是非お手にとってご覧ください。



中野の家(旧O邸):解体部材の再建築先をさがしています(お蔭様で継承されました)

かつて『打越御殿』 と呼ばれていた中野の家(旧O邸・東京都)は、2000年、やむを得ない事情で解体されましたが、いづれ再建築の為の丁寧な調査・記録ののち、良好な状態で保管されています。昭和の近代和風住宅がその数を減らしてる中、 本邸は、昭和10年という戦前の大工技術がきわめて高水準であった時期に建てられた貴重な住宅遺産です。所有者の想いと共に、心ある継承者を待っています。

ご関心のある方は、一般社団法人住宅遺産トラスト e-mail : info@hhtrust.jpまでご連絡ください。

「中野の家(旧O邸)についての詳細は、下記よりご覧ください。
http://hhtrust.jp/hh/nakano.html